流れる空気の科学~うくボールの不思議~

 

発ぽうスチロールの球とドライヤーで実験してみよう!
【用意する物】

・発ぽうスチロール球(100円ショップなどで売っている直径4~5㎝の物)またはピンポン球
・ドライヤー(送風口をはずして使います)


ドライヤーを真上に向けて,風の吹き出し口の上にスチロールの球をのせて,ドライヤーで一番弱い風をあててみよう。
ふわふわとスチロール球がういているよ!
あたる風を強くしてみると,スチロール球はどうなるかな?
スチロールの球はどうなるかな? ういた球がそのままになるよう,ドライヤーをゆっくりとななめにかたむけてみよう。球はどこまでういていられるかな?
発ぽうスチロール球は なぜフワフワうくの?
ドライヤーの吹き出し口にビニールひもをつけると,風の流れがわかるぞ。
ビニールひもは,丸い球のまわりをつつみこむようになめらかにながれておるぞ。
同じように四角い形の物の下から風をあてるとどうなるじゃろう?
ひもがいろんな方向にそよいでおり,空気の流れはみだれておるぞ。
なめらかな面がある物なら,どんな物でもうかび上がるの?
物の重さと,物にあたる空気の強さで決まるんじゃ。
軽い物であれば,あてる空気の量が少なくてもうくんじゃが,重くなるほど,あてる空気も強くしないとうかばんぞ。
少し重い底の面がなめらかなカップめんの容器でも,あてる空気を強くするとうかび上がるぞ。